先日、ある生徒から相談を受けた。
学校で、一方的に都合よく使われている、と。
ノートを写させてと頼まれ、断れない。
荷物を持たされる。
損な役回りをいつも引き受けている。
いわゆる、ギバーとテイカーの関係。
与えてばかりの人と、奪ってばかりの人。
その生徒は、完全にギバー側に回っていた。
本人も薄々気づいていたようで
勇気を出して、先生に相談したそうだ。
でも、結果は逆効果だった。
注意されたことで、相手の嫌がらせがエスカレート。
前よりも状況が悪くなってしまった。
この話を聞いて、改めて思うことがある。
学校という狭い空間では
「クラス全員で仲良くしましょう」
という指導は、もう機能していないんじゃないか、と。
クラスは、あくまで一つの集団。
協力が必要な場面でだけ、協力すればいい。
それ以外は、ただの他人同士。
馬の合う人と仲良くできれば、それで十分。
全員と無理に仲良くする必要なんてない。
なのに今でも
「みんな仲良く」が、正義のように語られる。
その結果、ギバー気質の子ほど
一人で抱え込んでしまう構造がある。
テイカーに都合よく使われても
「みんな仲良く」の空気の中では
声を上げづらい。
これは、子どもの性格の問題じゃない。
教師側の価値観が
アップデートされていないことが原因だと思う。
仲良くすることと、我慢することは、違う。
距離を取る選択肢があっていい。
それを教えるのも、大人の役目だと思う。
個別指導塾SSGでは
授業だけでなく、こうした人間関係の悩みにも
できる限り耳を傾けたいと思っている。
一人ひとりと、しっかり向き合いながら。
これからも、新河岸で一番アットホームな塾でありたい。

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